情報は随時追加していきます。
AD1
過去レース10年間
主題のレースに関して、過去10年間の傾向としては、
1番人気が1着を逃すケースが多い
三連単は、2019年に23万円、それ以外は5万円以下
三連単は難しく、波乱の決着が多いようです。ただ、ちなみに、2015年は「キタサンブラック」(5番人気)が1着*1でした…!
なぜ1番人気が1着を逃すのか?
ただのオカルトで済まさず、理由を探してみます*2。
一つの要因として、中山競馬場での出走実績だと考えられます。下記に1着だった馬の中山競馬場の出走実績を挙げてみます。
2022年:ビーアストニッシド(3番人気) なし
2021年:ヴィクティファルス(3番人気) なし
2020年:ガロアリーク(6番人気) ホープフルS11着、水仙賞4着
2019年:エメラルファイト(10番人気) なし
2018年:ステルヴィオ(1番人気) なし
2017年:ウインブライト(5番人気) 若竹賞1着、ひいらぎ賞2着
2016年:マウントロブソン(4番人気) 2歳未勝利1着
2015年:キタサンブラック(1番人気) なし
2014年:ロサギガンティア(3番人気) なし
2013年:ロゴタイプ(1番人気) なし
中山競馬場は、最終直線が短い・高低差のきつい坂という特徴があります。最終直線を攻略できるかどうかという点で候補を挙げてみると、走ったことがない馬は選びにくい心情は理解できます。
2018年は1番人気で1着でしたが中山の出走実績なし。おそらく朝日FS2着・上3F33.8秒の追込馬というのが評価されていたのでしょうか。
2017年は「ウインブライト」の実績があまり評価されなかったようにみえます。1番人気は「サトノアレス」で朝日FS1着が評価されたと考えられます(スプリングSは4着)。
2016年の1番人気「ロードクエスト」は、ホープフルS2着でしたが、スプリングSは3着でした。後方からの追込みを狙っていたようですが、先行していた「マウントロブソン」に追いつくことができませんでした。
2013年は中山の出走実績なし。おそらく朝日FS1着(逃げ馬)というのが評価されていたのでしょうか。
結局、実績の少なさ・判断材料の少なさが1番人気が飛んでいる原因だと考えられます。事前の人気に捕らわれず、精査していく必要がありそうです。
映像(公式YouTubeにあれば掲載)
京成杯G3 中山競馬場 芝2000m 2023/1/15
3着⑦「セブンマジシャン」、7着②「シーウィザード」、8着⑧「グラニット」
1着は、「ソールオリエンス」でした。
「セブンマジシャン」は後方からの追込みで、上り3Fは34.9秒でした。最終コーナーで外に大きく膨らんでしまったのが気になります。コーナリングがあまり上手くないのか…? なお、当日の鞍上はルメール騎手ではなく、戸崎圭太騎手の予定です。
「シーウィザード」は先行策でしたが、後続に抜かれています。上り3Fは35.8秒でした。
「グラニット」は逃げで先手を取りましたが、後続に抜かれています。上り3Fは36.5秒でした。
若竹賞 中山競馬場 芝1800m 2023/1/23
※公式YouTube動画なし
1着②「パクスオトマニカ」
「パクスオトマニカ」は終始逃げで、上り3Fは36.2秒でした。なお、当日の鞍上は横山武史騎手ではなく、田辺裕信騎手の予定です。
セントポリア賞 東京競馬場 芝1800m 2023/1/29
馬主様が投稿されている動画ですね。
1着④「ベラジオオペラ」
「ベラジオオペラ」は逃げ/先行で、上り3Fは33.9秒でした。なお、当日の鞍上は同じく横山武史騎手の予定です。
朝日杯フューチュリティステークスG1 阪神競馬場 芝1600m 2022/12/18
6着③「オールパルフェ」、10着⑧「グラニット」
1着は、「ドルチェモア」でした。
「オールパルフェ」「グラニット」は逃げで展開しましたが、最終直線で置いて行かれてしまいました。
デイリー杯2歳テークスG2 阪神競馬場 芝1600m 2022/11/12
1着⑩「オールパルフェ」
「オールパルフェ」は終始逃げで、上り3Fは34.2秒でした。なお、当日の鞍上は同じく大野拓弥騎手の予定です。
ホープフルテークスG1 中山競馬場 芝2000m 2022/12/28
6着⑨「セブンマジシャンズ」、9着③「シーウィザード」
1着は、「ドゥラエレーデ」(14番人気)でした。
ひいらぎ賞 中山競馬場 芝1600m 2022/12/17
※公式YouTube動画なし
1着⑧「ジョウショーホープ」、2着④「シルトホルン」
「ジョウショーホープ」は先行で、上り3Fは34.6秒でした。
「シルトホルン」は終始逃げで、上り3Fは35.1秒でした。
フリージア賞 東京競馬場 芝2000m 2023/2/18
※公式YouTube動画なし
1着⑥「ホウオウビスケッツ」、6着⑧「マイネルビジョン」
「マイネルビジョン」は先行策……かと思いきや、まったく良いところ無く。
「ホウオウビスケッツ」は終始逃げで、上り3Fは34.3秒でした。なお、当日の鞍上は同じく横山和生騎手の予定です。