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【予習】【中央競馬】スプリングステークス 2023/3/19

情報は随時追加していきます。

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過去レース10年間

主題のレースに関して、過去10年間の傾向としては、

 1番人気が1着を逃すケースが多い
 三連単は、2019年に23万円、それ以外は5万円以下

三連単は難しく、波乱の決着が多いようです。ただ、ちなみに、2015年は「キタサンブラック」(5番人気)が1着*1でした…!

なぜ1番人気が1着を逃すのか?

ただのオカルトで済まさず、理由を探してみます*2
一つの要因として、中山競馬場での出走実績だと考えられます。下記に1着だった馬の中山競馬場の出走実績を挙げてみます。
 2022年:ビーアストニッシド(3番人気) なし
 2021年:ヴィクティファルス(3番人気) なし
 2020年:ガロアリーク(6番人気) ホープフルS11着、水仙賞4着
 2019年:エメラルファイト(10番人気) なし
 2018年:ステルヴィオ(1番人気) なし
 2017年:ウインブライト(5番人気) 若竹賞1着、ひいらぎ賞2着
 2016年:マウントロブソン(4番人気) 2歳未勝利1着
 2015年:キタサンブラック(1番人気) なし
 2014年:ロサギガンティア(3番人気) なし
 2013年:ロゴタイプ(1番人気) なし

中山競馬場は、最終直線が短い・高低差のきつい坂という特徴があります。最終直線を攻略できるかどうかという点で候補を挙げてみると、走ったことがない馬は選びにくい心情は理解できます。

2018年は1番人気で1着でしたが中山の出走実績なし。おそらく朝日FS2着・上3F33.8秒の追込馬というのが評価されていたのでしょうか。
2017年は「ウインブライト」の実績があまり評価されなかったようにみえます。1番人気は「サトノアレス」で朝日FS1着が評価されたと考えられます(スプリングSは4着)。
2016年の1番人気「ロードクエスト」は、ホープフルS2着でしたが、スプリングSは3着でした。後方からの追込みを狙っていたようですが、先行していた「マウントロブソン」に追いつくことができませんでした。
2013年は中山の出走実績なし。おそらく朝日FS1着(逃げ馬)というのが評価されていたのでしょうか。

結局、実績の少なさ・判断材料の少なさが1番人気が飛んでいる原因だと考えられます。事前の人気に捕らわれず、精査していく必要がありそうです。

映像(公式YouTubeにあれば掲載)

京成杯G3 中山競馬場 芝2000m 2023/1/15

3着⑦「セブンマジシャン」、7着②「シーウィザード」、8着⑧「グラニット」

1着は、「ソールオリエンス」でした。

「セブンマジシャン」は後方からの追込みで、上り3Fは34.9秒でした。最終コーナーで外に大きく膨らんでしまったのが気になります。コーナリングがあまり上手くないのか…? なお、当日の鞍上はルメール騎手ではなく、戸崎圭太騎手の予定です。
「シーウィザード」は先行策でしたが、後続に抜かれています。上り3Fは35.8秒でした。
「グラニット」は逃げで先手を取りましたが、後続に抜かれています。上り3Fは36.5秒でした。

若竹賞 中山競馬場 芝1800m 2023/1/23

※公式YouTube動画なし

1着②「パクスオトマニカ」

「パクスオトマニカ」は終始逃げで、上り3Fは36.2秒でした。なお、当日の鞍上は横山武史騎手ではなく、田辺裕信騎手の予定です。

セントポリア賞 東京競馬場 芝1800m 2023/1/29

馬主様が投稿されている動画ですね。

1着④「ベラジオオペラ」

「ベラジオオペラ」は逃げ/先行で、上り3Fは33.9秒でした。なお、当日の鞍上は同じく横山武史騎手の予定です。

朝日杯フューチュリティステークスG1 阪神競馬場 芝1600m 2022/12/18

6着③「オールパルフェ」、10着⑧「グラニット」

1着は、「ドルチェモア」でした。

「オールパルフェ」「グラニット」は逃げで展開しましたが、最終直線で置いて行かれてしまいました。

デイリー杯2歳テークスG2 阪神競馬場 芝1600m 2022/11/12

1着⑩「オールパルフェ」

「オールパルフェ」は終始逃げで、上り3Fは34.2秒でした。なお、当日の鞍上は同じく大野拓弥騎手の予定です。

ホープフルテークスG1 中山競馬場 芝2000m 2022/12/28

6着⑨「セブンマジシャンズ」、9着③「シーウィザード」

1着は、「ドゥラエレーデ」(14番人気)でした。

ひいらぎ賞 中山競馬場 芝1600m 2022/12/17

※公式YouTube動画なし

1着⑧「ジョウショーホープ」、2着④「シルトホルン」

「ジョウショーホープ」は先行で、上り3Fは34.6秒でした。
「シルトホルン」は終始逃げで、上り3Fは35.1秒でした。

フリージア賞 東京競馬場 芝2000m 2023/2/18

※公式YouTube動画なし

1着⑥「ホウオウビスケッツ」、6着⑧「マイネルビジョン」

「マイネルビジョン」は先行策……かと思いきや、まったく良いところ無く。
「ホウオウビスケッツ」は終始逃げで、上り3Fは34.3秒でした。なお、当日の鞍上は同じく横山和生騎手の予定です。 

*1:2着はリアルスティール(1番人気)。

*2:先日のレースで、過去10年間のレース傾向で1番人気を軸にして流すという暴挙をしたので…。